年末年始の犯罪を防止するため、警視庁は19日、東京都内の主要な繁華街などで一斉警戒を行い、迫田裕治(さこだ ゆうじ)警視総監は歌舞伎町で巡視を行いました。
警視総監は17時ごろ歌舞伎町に到着。ますは交番勤務の警察官らに街頭犯罪への警戒の徹底を指示
「日本一の歓楽街を抱える歌舞伎町交番での勤務、まことにご苦労様です。私も駆け出しのころ、実務修習という形ではあるのですが、ここ歌舞伎町交番で勤務いたしました。これから夜間にかけ息つく間もなく各種取り扱いがあると思いますけれども、受傷事故防止を十分留意をしながら、伊藤警部補の下でしっかりと連携して任務を行うことをお願いいたします。」と激励。その後、警察協議会・商店街・防犯協会ら地域防犯ボランティアなどの皆さん、警察官を含め約200名と、歌舞伎町のパトロールへ出発、新宿警察署・佐藤雅一署長の案内で、シネシティ広場前を通り、劇場通り一番街、ゴジラロード、新宿東宝ビルまわりの状況を視察。
迫田 裕治 警視総監 (コメント)ー
年末年始特別警戒中のところ、本日「一斉警戒」を発令し、地域の防犯ボランティア団体等の皆様と日本屈指の繁華街である新宿歌舞伎町地区を巡視いたしました。
年末年始には街頭犯罪の増加や盛り場環境の悪化、重大交通事故の発生等が懸念されます。
警視庁といたしましては、今後も各種犯罪の防圧検挙に努めるとともに、悪質な客引きやぼったくり、スカウト行為の取締り等、歌舞伎町をはじめとする繁華街の環境浄化対策や、重大交通事故防止対策等を推進し、都民の皆様が平穏のうちに明るい新年を迎えられますよう引き続き、首都東京の治安確保に、全力を尽くしてまいります。
警視庁は、令和7年12月15日から令和8年1月4日までの間、延べ約20万人の警察官を動員し、全庁を挙げて都内全域で年末年始の特別警戒を実施しています。